令和を生きる『半藤一利・池上彰』の感想【読書の神様】

令和を掲げる男性

この記事では、令和を生きる・平成の失敗を超えて『半藤一利・池上彰』の感想を掲載しています。

平成と言う時代を振り返り、そして反省し、失敗を令和という時代に活かす。

半藤一利という人物
1930年、東京・向島生まれ。

新潟県立長岡中学校(現・長岡高校)卒業。
東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。

松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者を務める。

「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て作家に。

歴史探偵を名乗り、おもに近現代史に関する著作を発表。

『漱石先生ぞな、もし』『ノモンハンの夏』など著者多数。

本著より引用

池上彰という人物
1950年、長野県生まれ。

ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授。
73年、慶應義塾大学卒業後、NHK入局。

報道記者として松江放送局、呉通信部を経て、報道局社会部へ。

警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などのを担当。

94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役を務め、人気を集める。

2005年に独立後は、テレビ、新聞、書籍、雑誌等、多方面で活躍。

多くの大学で教鞭をとる。

『池上彰のはじめてのお金の教科書』のほか著書多数。

本著より引用

読書の神様
当サイトでは・・・

  • 半藤一利
  • 池上彰

他にも、、、

  • 百田尚樹
  • 渡部昇一

を紹介しておるぞ。

何が言いたいか分かるかの~?

日本の歴史を振り返る時、良くも悪くも1つの事象・出来事に対する見方には違いが出てくるものじゃ。

だからこそ、色々な人の本を読んで歴史を振り返る必要があるんじゃな!

何が正しくて、何が間違っているのか・・・

それを判断するのは、とても難しいことじゃが自分なりの答えを見つけることが出来れば、日本の歴史をもっと身近に感じることが出来るかもしれん。

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まずは、半藤一利と池上彰【令和を生きる】を読んで平成の時代を振り返ってみましょう。

令和を生きる『半藤一利・池上彰』の感想

令和を生きる『半藤一利と池上彰』の感想

新年号「令和」の意味

春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した。

日経新聞(2019年4月2日号)より引用

「平成」の意味

『史記』の巻一「五帝本紀」に「内平外成」また『書経』の「大うぼ」に「地平天成」とある。

転じて「平成」には、「国の内外にも天地にも平和が達成される」という意味が込められていると、ときの内閣官房長官、小淵恵三から発表された。

本著より引用

半藤一利さんと池上彰さんの【令和を生きる】では、平成という時代をあらゆる側面(経済・災害など)から振り返ることが出来ます。

また、「あ~・・・そんなこともあったな!」そんな懐かしいような感覚に浸り、平成を懐かしむことも出来ます。

ひまわり
お二方とも、なかなか毒舌なので読んでいて飽きませんよ(笑)

しかもお二人は、ネットの世界では『反日』と呼ばれているお二方!

そんなお二方が、平成について何を語るのか。
かなり興味深く読み進めることが出来ます。

令和を生きる『半藤一利・池上彰』の目次

はじめに

第一章 劣化した政治、最初の岐路
平成元年、戦後の日本のいちばん輝ける日に抱いた違和感
生きている間にベルリンの壁が崩壊するなんて思わなかった
世界秩序の崩壊を理解できなかった日本人
宮内庁から崩御のリポートする原稿に込めたひと言
小選挙区制導入のきっかけはリクルート事件だった
二党政治が日本を戦争に向かわせたという歴史
「細川は近衛と同じだからダメ」と思っていたらそのとおりに
政治家の人気が「見た目」「テレビ映り」で決まるようになった
選挙制度改革が平成日本の最初の岐路だった
小選挙区比例代表並立制に自民党が組み込んだ仕掛けとは?
政治家が政党のロボットになるという、政治の劣化
あのとき国民投票をしたら田中眞紀子総理が誕生していた

第二章 災害で失われたもの、もたらされたもの
福島原発事故の情けなさは戦時中の東南海地震と同じ
阪神淡路大震災で露呈した、衝撃の危機管理欠如
文民統制の徹底という戦前の教訓が逆に・・・
「災害と天皇」がセットでイメージされることになった時代
「ボランティア元年」となった阪神淡路大震災
「象徴天皇」が体現された東日本大震災

第三章 原子力政策の大いなる失敗
第五福竜丸事件で「原子力の平和利用」のウソに気がついた
引き継がれなかった「非常用震源は重要」という教訓
「原発は日本人ですらコントロールできない」と他国は学んだが・・・
アベノミクスの柱・原発輸出はことごとく失敗
原子力政策を先導した中曽根さんが「失敗」を認めた

第四章 ネット社会に兆す全体主義
膨大な情報が溢れているのに、視野がどんどん狭くなる
ネット上ではわたしたち二人とも「反日」
兼中兼韓が金儲けの手段になる仕組みとは?
歴史認識から史実が置き去りにされていく
保守化・右傾化のきっかけは産経新聞のネット全文公開
情報革命の帰結は、大衆がバラバラになる「大衆の消滅」
関東大震災、南京大虐殺、大本営発表
戦時中の国民の姿がダブる

第五章 誰がカルトを暴発させたのか
宗教法人にビビるようになった戦後の警察
松本サリン事件で繰り返された戦前の過ち
地下鉄サリン事件はやはり警察の失態だった
解脱により苦しみから解放されると説く仏教の魅力と怖さ
世紀末の不安、青年の不安に新興宗教が忍び寄った
バブル経済で集金し、妄想を肥大化させた松本智津夫
ウソにまみれた陰謀論はいまもこれからも

第六章 「戦争がない時代」ではなかった
湾岸戦争、ユーゴ内戦―冷戦終結で蓋が開いた
「ヒューマニズムのための戦争」は許されるのか
湾岸戦争のトラウマとアメリカの圧力で生まれたPKO協力法
昭和の日本も「バスに乗り遅れるな」を叫び、負け戦に突き進んだ
9・11のアフガン攻撃で、ドイツ軍の歯止めも外された
イスラム過激派をさらに勢いづかせたブッシュの「十字軍」発言
イラク派兵の責任を追及された英政府、どこ吹く風の日本政府
悠仁親王に講義した日本の国防の話
日韓対立は日本のためにならないことを理解できないひとたち
日本が核兵器をもてない明々白々な理由
移民(外国人材)・空母(多用途運用護衛艦)、言い換え放題の政権

第七章 日本経済、失われ続けた30年
経済は二流、官僚は三流に成り下がった30年
プラザ合意後、株ブーム、不動産投資、雑誌バブルも
「平成の鬼平」と讃えられバブル潰しをやりすぎた三重野総裁
「~するはずがない」で進んだのは帝国陸海軍と同じ
「財テクをやらない経営者は無能」と言われた時代
日中戦争開戦の年の経済成長率は二十三・七パーセント
バブルは30年周期。次の崩壊は2020年?
超借金大国への分岐点となった小渕内閣の減税策と商品券
非正規労働者拡大の分岐点になった労働者派遣法改正
アベノミクス下での給与水準上昇は大本営発表だったのか?
共産党が膨大な個人情報を握って国民を監視する中国
自分の頭で考える・判断する能力が急激に失われている
ライブドアへの国策捜査が日本のIT産業発展を潰した
金儲けに拍手喝采の米中・断罪する日本
課税逃れするグローバル企業VS国家
アメリカVS中国、「新しい冷戦」の始まり
起業を志す若者、新しい会社・・・希望の光は見えている

第八章 平成から令和へ 日本人に天皇制は必要か
戦前の軍部独走は昭和天皇が摂政になった頃からはじまった
昭和20年の終戦工作でも策謀された摂政擁立
天皇の侍従と皇太子の侍従の軋轢を生々しく綴る小林侍従の日記
切に希望しながら政府が相手にしなかった生前退位の意向
NHKの独占スクープ、裏で何が起きていたのか?
引き継がれる「平和が大事」「言論の自由が大切」という思い
核武装も検討すべきではないかと述べていた昭和天皇
天皇の「憲法を守る」発言が政治的と批判される不思議な構図
「公益と秩序」のためには言論の自由はない、とする自民党改憲草案
災害に、リーマン・ショックに心を寄せられた「新年に当たり」
「歴史を正しく伝えていく」に込められた真意とは
光格天皇の歌会の書をわざわざご覧になった理由
昭和天皇の道義的・倫理的責任を代わりに果たされた
分断の時代における国民統合の象徴という新たな存在意義
15万人が集まった一般参賀を取材してわかったこと

おわりに 「歴史探偵」との対話 池上彰
おわりに 地獄の上の花見かな 半藤一利

見どころと良かった点【読書の神様】

本著の中には、オウム真理教の事件や湾岸戦争、東日本大震災からバブル経済のことまで、本当に幅広くテーマが設定されています。

そして、それら1つ1つのテーマに関して、半藤一利さんと池上彰さんが熱く語られています。

ひまわり
共感できることもあれば、「へーそうなんだ!」と少し疑問に思うところがあったり・・・

「そういう事だったのね!」という感じで、今更ながら学びになる点も多くあります。

そして、テレビのニュースや新聞からだけで見えてこない真実・事実が多く語られている印象を強く受けました!

微妙なところと悪かった点【読書の悪魔】

日本の歴史は、平成だけに限らず昭和や大正・明治以前も多くの出来事がありました。

そして、日本には歴史について語る人が大勢います。
そこで困るのが、言っていることが考えていることが少なからず異なるという点です。

半藤一利さんと池上彰さんも本著で、その点について少しだけ触れているような記述があります。

読書の悪魔
結局、日本の歴史は何が正しくて何が間違ってるのか分からないんだよっ(汗)

そして、誰を信じたらいいのかだって、全然分からないんだよ!

ひまわり
それは、本当に悪魔君の言う通りだね!

僕みたいな凡人・一般人には、何が本当でナニが真実かなんて分からないからね(汗)

だからこそ、色々な本を読んで自分なりに日本の歴史に興味を持つことが大事なんだと思うよ。

長生きしている人からの≪学び≫は貴重!

長生きしているおばあちゃん

誤解を恐れずに言うなら・・・

やはり自分より長生きしているおじいちゃん・おばあちゃんからは、≪学びが多い≫。

これは、間違いない事実です。

例えば、半藤一利さんは80年は生きている訳で、必然的にそれだけ長いの時代を見てきたことになります。

そういった方の体験談や経験談、そして知見を聞けるということは、それだけで【令和を生きる】を読む価値があると思います。

また、池上彰さんの経歴を見れば分かる通り、NHKや宮内庁などなど、普通の人がなかなか経験することが出来ない経歴をお持ちです。

平成という時代から何を学び、ナニを振り返り、そして令和の時代にどう活かすのか?

そのヒントは、半藤一利・池上彰が握っているかも知れませんね(笑)

令和を掲げる男性

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